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 当館は昭和22年二紀会創立委員の栗原信(くりはらしん)画伯が、当時の水内村に来遊されて村の美術愛好家と懇談された折に「フランスには小さな村にも特色あるミュゼがあり感動した。この村にも美術館をつくりましょう」という提唱を受けて、昭和35年信州新町美術館条例が制定され、既設建物の壁面に所蔵作品を展示していたが、昭和57年に現在の美術館が完成、同時に有島生馬記念館(ありしまいくまきねんかん)を併設して開館しました。
 所蔵作品は全て諸作家、篤志の方々からの善意の贈り物であり、2,600余点を数えるにいたりました。この中には以下の通り、日本水彩画会創立委員で近代水彩画壇の大家、赤城泰舒(あかぎやすのぶ)の作品450余点、昭和の広重といわれる版画家小泉癸巳男(こいずみきしお)の版画と版木の全て、200余点も寄贈されるなど、多くの作品を収蔵しており、常設展示と年数回の特別展や企画展を開催しています。

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1階ホール

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2階第3展示室

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2階第2展示室

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喫茶コーナーもございます