|
新春初坐禅会の募集案内などが奏功し、新しく3名の女性の参加がありました。
ご提唱は「慈悲の瞑想」でしたが、初参加者への配慮から作者スマナサーラの略歴および内容の概略―仏教のエッセンスが含まれていること・声に出すと中身が身心に沁み込んでいくことなど―から始まりました。C1からC10までを輪読し、その都度桐山老師が重要な事柄について解説等をするという形で進めました。
例えば、C1の「物事は常に変化して消え去るものである」に対しては無常観を説かれ、「今ここでするべきことに集中する」に対しては数息観のひとーつーならひとーつーに成り切っていくことである、という具合です。C3の「全ての生命が私の兄弟である」に対しては、人間だけでなく動物まで含めて兄弟であると思えるならば、これはもう悟りである、トランプ大統領はこれと真逆に自分と他人の生命とを分離しているので、対立や戦闘等が広がっていると語ります。C7の「全ての生命は自分の業を相続し、この業に管理されて生きている」に対しては、ここは唯識思想の中心的考えの一つなのでよく考えて欲しい、また、C8の「私は他と平等だと思うことは平等慢である」では、エゴの錯覚と書かれているが、常識的には理解しにくいので、よくよく考えて欲しいと投げかけられました。C10の「全ての生命に苦しみを乗り越えることができますように」は、心からの強い祈りが込められていると結ばれました。
私たちはほぼ無心で物事を行っているが気づけない、気づくには物事に没頭し、我に返ったときに無心だったことが分かる、と重要な心構えや実践法を示して頂きました。
ありがとう禅や観音禅をした後、各自感想等―成り切ることの大切さが分かった・楽しくできた・やや長い坐禅に耐えることができた・もう少し深く提唱を聞きたかった等―をのべて散会しました。
|