梅雨の合間の暑い日でした。始めに桐山老師から臨時理事会の報告がありました。
釈迦牟尼会の今後の在り方を左右する厳しい議案の論議の末に、古民家再生事業計画に応募申請する方向で一応の決着をみたとのことです。まだ不確定部分はありますが、本会の新たな事業・運営の展開を見守りたいと思います。
次に、桐山老師のこれまでの考えや歩み、更に仏教統一という革新的な展望などを本にまとめて世に問うという構想が示され、会員にも提案をして欲しいと話されました。
ご提唱は、「慈悲の瞑想」(スマナサーラ著)から引用した偈頌(法句経)がテキストでした。第1章は「私は幸せでありますように」と題され、怒り・嫉妬・等が私たちを苦しめるので、この感情・妄想が心に起こらないように精進し、慈しみの思考になるようにと書かれています。続けて、物事は常に変化し消え去ると観察し、過去に囚われず未来に執着しないようにし、今ここでするべきことに集中します、となっています。これは桐山老師が繰り返し語ってこられ、かつ声に出して唱念することで、量子力学の波動から学んだように、現実化されていくと強調され、今回も輪読・読誦させて頂きました。第2章以下も同様で、実践的には、「今ここでなすべき事に集中する」に尽きるが、これを継続する事でありのままの事実を発見でき、これこそが悟りの光であると励まして下さいました。
(文責:峰村)
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