5月の1回目と同様に、ご提唱は無門関「無字」から発展、再度図を用いながら、生きて働く実在は言葉を超えたところに在るということを、無字の公案に取り組む者を含め、参加者全員に念入りに強調されました。
なお、茶礼はしませんでしたが、代わりに全員に一人一言を述べてもらいました。コロナ禍のため、意見交換ができなかったからです。
「坐禅会はオンラインではなく、やはり直接参加がよい」・「死んでももっていける物は徳と言われるが、利行の利のことか」・「公案禅を始めたが、家では只管打坐を行う。それぞれの違いと良さを分かっていきたい」・「みんなに迷惑をかけるが、ありのままの心境で生きたい」等が出ました。 (文責:峰村)
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