<<平成27年6月定例禅会:無得龍廣老師出講>>参加者:11名 会場:サンライフ長野

 ★例会レポート
 山本老師ご出席のもと、3炷の坐禅を行いました。その後のご提唱は「臨済録」十八「問如何是三眼国土・・・」の箇所です。要約すれば、「臨済は一貫して自己の本性に目覚めよ、と言っている。自己の本性に目覚めることが宗教である。」ということです。

 茶礼と有志の夕食会では、山本老師と桐山主宰が参加されたポーランドでの坐禅会と紀行に関わることが、話題の中心でした。真剣そのものの坐禅、一段と迫力のあったご提唱、人生問題も出た独参、四部合唱のような荘厳な読経、好評だった坐禅体操、参禅で心が洗われたという参加者との涙の別れ、広大な菜の花畑、等々歴史に翻弄されながらも優しい心で生きる人々のことが分かり、よい会になりました。(文責 鈴木)



<<平成27年7月定例禅会>> 参加者:10名 会場:サンライフ長野

 ★例会レポート
 梅雨空の下でしたが、いつも通り3炷の坐禅を行いました。その後、桐山主宰から講話がありました。
 講話は、白隠の坐禅和讃の「当初即ち蓮華国 この身即ち仏なり」に関わって、我々の「生死」という核心に触れるものでした。

 それを受けて、茶礼では各自がそれぞれの思いを述べ合いました。「今生の別れとなる死は深刻なもので、癌などと宣告されると誰でも狼狽えるが、そのことによってしか得られないものもある。」「禅仏教では生死一如として生きる訓練をするが、現実には思い通りにはいかない。坐禅や年齢を重ねることで、若い頃よりは少しは死の恐れは減るかも知れないが、皆無になることはない。」「平然と死にたいが、その最期の時は泣き叫ぶのが人間かも知れない」等々やはり、「生死」は我々にとって永遠のテーマなのでしょうか。   (文責 鈴木)



<<平成27年8月定例禅会>> 参加者:10名 会場:サンライフ長野

 ★例会レポート
 桐山主宰から手製の梅干をいただきました。 この梅干は、主宰が癌を宣告されたとき、梅干しの生産に打ち込んで不安を乗り越えることができ、その時に作られた梅干だそうです。そして、死ぬかもしれないと苦しんだとき、仏教の唯識思想の素晴らしさに気づいたことを元に、講話をしていただきました。8月と10月の2回のお話を、10月のレポートにまとめて概要を報告いたします。



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