<<平成22年5月定例禅会>>参加者:10名 会場:サンライフ長野
 寒暖の起伏が激しい春ですが、久しぶりに五月らしい暖かな日曜日、加単者十名で坐禅会を行いました。二炷目前の恒例の「般若三昧」は、一同で「至心帰命、常住三宝、一切消滅、速成正覚」と、唱えてから行いました。 続いて、桐山主宰より「プロセス主義と結果主義」と題しての講話をしていただきました。 茶話会は、この会場が市の公共施設(指定管理者が運営)であるため、坐禅会の広告を地方紙、コミュニテイ紙へ掲載することが禁止されていることへの、意見交換が中心となりました。


<<平成22年6月定例禅会:無得龍廣老師出講>>参加者:9名 会場:サンライフ長野
 真夏のような暑さの中で定例の坐禅会が行われた。いつものように坐禅・提唱・茶礼と進んだ。老師のご提唱は、例会で継続している「白隠毒語心経」中の「是無等等咒」のところを拝聴した。
 茶礼では、旬の味「柏餅」を頂きながら、チベットのダライ・ラマが六月に来日(信州善光寺へ来訪)することに関連して、砂で描く曼荼羅のことが話題になった。曼荼羅とは何かについて、桐山先生からは目の前のお茶碗を指して、「これを曼荼羅と言ってもよい」という話があった。明眼の人から見れば、 曼荼羅も茶碗も宇宙の真実を表現している点で同じであろう。
 さて、どういう風の吹き回しか「白隠和尚坐禅和讃」について、不肖峰村が話す羽目になった。こともあろうに、老師の前で講話するとは、就職試験の口頭試問ではないか、破れかぶれ思いつきを話す。 和讃の最初の一文「衆生本来仏なり」が眼目で、後の文はすべてこの説明のために費やされている、などと嘯いた。時間の関係で、続きは次回にすることになっているが、老師が不在の時には、さてどうなることか。


<<平成22年7月定例禅会>> 参加者:7名 会場:サンライフ長野
 六月禅会で「経典の読誦は、意味を考えて読誦するように。」と申し上げました。これは、曾て稚堂先生が良く仰られていたことです。そしたら、影山さんから「白隠和尚坐禅和讃の意味が分からないので、解説して欲しい」という要望が出され、次回に峰村鉄男さんに解説していただくことになり、今回の禅会で実現しました。
---坐禅こそがすばらしいものだ、それを称える「坐禅和讃」であること。衆生本来仏、日々の坐禅を通して自性すなわち無性にて、有無の諸相を離れているところを---、この日のお話を是非講話文にして、坐禅和讃理解の一助にしましょう。

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