<<平成22年6月定例禅会:無得龍廣老師出講>>参加者:9名 会場:サンライフ長野
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真夏のような暑さの中で定例の坐禅会が行われた。いつものように坐禅・提唱・茶礼と進んだ。老師のご提唱は、例会で継続している「白隠毒語心経」中の「是無等等咒」のところを拝聴した。
茶礼では、旬の味「柏餅」を頂きながら、チベットのダライ・ラマが六月に来日(信州善光寺へ来訪)することに関連して、砂で描く曼荼羅のことが話題になった。曼荼羅とは何かについて、桐山先生からは目の前のお茶碗を指して、「これを曼荼羅と言ってもよい」という話があった。明眼の人から見れば、
曼荼羅も茶碗も宇宙の真実を表現している点で同じであろう。
さて、どういう風の吹き回しか「白隠和尚坐禅和讃」について、不肖峰村が話す羽目になった。こともあろうに、老師の前で講話するとは、就職試験の口頭試問ではないか、破れかぶれ思いつきを話す。
和讃の最初の一文「衆生本来仏なり」が眼目で、後の文はすべてこの説明のために費やされている、などと嘯いた。時間の関係で、続きは次回にすることになっているが、老師が不在の時には、さてどうなることか。 |
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