<<平成21年12月定例禅会>> 参加者:7名 会場:サンライフ長野
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平成21年最後の坐禅会を、加単者7名で行いました。今回も2炷目の初めに「南無甚深般若波羅密多」を数十回唱えましたが、回を重ねる毎に一同の声が相和し、パワーが増していて、2、3炷目の坐禅への良いハズミとなってきているようです。坐禅に引き続き、桐山主宰による「無常を観ずる心」と題しての講和がありました。
加単者7名のうちの4名が、元教育界の重鎮というメンバ構成であったことから、やはり茶話会では、子供の教育問題が話題の中心となりました。「一番大切なものは宗教である」、「親が子供に迎合し、しつけを放棄している」、「教えとして、善悪を判断する規範がない」等々が出されました。
殺伐とした世情、凶悪犯罪の増加、自殺者年間3万人など、「末法の世」とも言うべき様相を呈している現在、日本の将来を託す大切な子供達の教育こそ、最重要課題であることを焦燥感を持って再認識し、今年最後の坐禅会を終了しました。
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