自然農forceについて
自然農forceとは、草、虫(益虫)、菌類、人間など、自然から生まれた力を結集して農をするチームです。野菜も草も虫も菌類も皆チームメイトです。標高約800mの山間地の畑で、自然を感じながら、自分の心の声(自分がよいと思うことだけ)にしたがって農をしています。
自然農forceの始まり
非農家であった私ですが、とある方から、「今後農地を維持していくのが心配、農地を維持してくれんかね?」というお話をいただきました。なぜかわかりませんが、なんとなくそのお話をお受けしました。今考えても、理由が思い当たりません。
自ら農業許可、所有権移転を行い、農地を所有することになったのですが、農地には使用契約がありましたので、借主から使用権が帰ってくるまで自宅の庭で自然農の研究をしながら、自分に合った農法、育てる野菜を探していました。
農に興味がなかった私ですが、自然と一体化した農を研究しているうちに、どっぷりとはまってしまって、2022年、使用権が帰ってきたタイミングで、5㎡の家庭菜園から、1500㎡の畑に農家デビューすることになりました。
当初は自然農で自給用野菜を育てる予定でしたが、信州産ソルガムと出会い、耕作放棄地をなくす取り組み、実は食品として食べ、茎葉はキノコの培地、使用後の培地を発電に使い、発電の後は肥料として畑に返すという研究があると知り、少しでもその研究の取り組みに貢献できればと思い、信州産ソルガムをメインで栽培し、畑の両端で趣味の自然農(自給用)をすることになりました。
まだまだ農家として始まったばかりですが、心を込めて育てます。栽培中、農薬は使いません。肥料等は有機JASに認定されたもののみ使用します(2022年はエコマッシュというキノコの培地を発酵させた肥料を使っています。)。
自然農force