1997年 3/20〜22(木〜土)
アウトドアの本に、ディズニーランドのそばにキャンプ場があるという記事を見て、「これはいい、安上がりでたっぷりディズニーランド」というわけで、若洲海浜公園キャンプ場に予約を取る。20日は春分の日で休み。21日は平日なので、多分長野県以外の小中学校は休みでないのですいているだろうと予想し、その日一日をディズニーランドの日として、20日の午後は近くの葛西臨海公園に行き、キャンプ場に2泊し、22日は帰りがけに一番上の姉の家(N宅)に寄っていくという計画を立てた。
首都高速を通るのも初めてなので、通る予定の道のジャンクションとインターチェンジを図に書いておく。お昼には葛西臨海公園に着くつもりで一時間くらいは余裕を持って家を出たが、東京外環自動車道の辺りで渋滞が始まり、常磐自動車道と合流する三郷ジャンクションがひどい混雑で、通過に一時間近くかかる。結局、着いたのはお昼で臨海公園の中でお昼を食べ、水族館を見学する。それから、若洲海浜公園に行き、リヤカーを借りて荷物を運びテントを張る。今までのキャンプ場のイメージと違っているところは、木があまりないということだ。ただの広場のような所が区画されている。さすがに3月のせいか、すいている。
羽田に着陸するコースになっているのか、飛行機がある程度の間隔で降りていく。ここから、ディズニーランドの花火が見えるということだったが、確かに見えた。しかし、期待したよりは遠いせいか、だいぶ小さい。夕食を食べて、ここから一番近いという枝川の銭湯「白山湯」に行く。銭湯は子供にとっては初めての経験だったかもしれない。夜の防寒のために、一番下によく割れ物注意の包装に使う空気の入ったビニール、その上に保温マットを敷き、湯たんぽ二つと豆炭あんか二つを使う。そのため、寝る前に炭火で豆炭をおこし、お湯を沸かす。山の中のキャンプ場と違うのは風が強いことと騒音。夜中、ずっと風の音と、時々バイクを乗り回したり、遊びに来ている若い人の話し声などが聞こえる。
キャンプ場から新木場駅までバスが出ているのだが、始発はディズニーランド開門30分前に着きたい私にとってはちょっと遅く、終便はディズニー・ファンティリュージョン(夜のパレード)を見た後で昼間混んでいるアトラクションに入ってから帰るには早すぎる。そこで車で出かけることにするが、駐車場の門限(9時だったか?)があるため、夜のパレードと花火を見てから帰ることにする。
開門の8時より30分は前に行っていようと思ったが、あれこれしていて10分前位。もう相当の行列で、真っ先に目指したスプラッシュマウンテンが結局30分待ちに(出た時は85分待ちになっていた)。前回はパスした寿子も説得して一緒に行く。滝壺に落ちるスリルは見たほどではないが、中の展示がなかなかよい。ビッグサンダーマウンテン(70分待ち《以下待ち時間》)とシンデレラ城ミステリーツアー(40分)をまわり、入ったときに予約を取っておいたダイヤモンド・ホースシューレビューで母と姉と待ち合わせ、昼食。ただ、このショーは大人の男性向きという感じで家族連れにはいまいち。
午後は新しくできたトゥーンタウンに行くがどこもすごい混雑。皆あきらめて、ガジェットのゴーゴーコースター(40分)だけにするが、それだけ待つほどの乗り物ではなかった。3時45分からのトゥモーローランド・テラスステージのショー、トイストーリーファンパーティーを見るために3時からのパレードをその前で待ち受けて見る。パレードは以前見たのと変わっていたが、音楽は前の方がリズミカルだった。パレードが終わってからテラスステージに行ってみるとすでにいっぱいで、しかもトゥモーローランド・テラスの食事を食べている人のためのショーだったので遠くの方から眺める。スターツァーズ(45分)に入り、買い物と休憩組に分かれ、それからアドベンチャーランドのカフェオーリンズでクレープの夕食にするが、以前ほどメニューがなくなっていた。6時50分からのアドベンチャーランド・ステージを見る。今まで見たショーの中では一番よかった気がする。4年前にもちょっと見たのだが、あの時は息子失踪事件でそれどころではなかった。それが終わってから、夜のパレード(7時30分から)の場所取りに向かうが、すでにどこのルートの回りもいっぱいの人だかり。でも、シンデレラ城の正面からトゥモーローランドに渡る橋の手前がすいていたので、そこで待ち受けることにする。パレードは3カ所で立ち止まって、ショーを披露するのだが、な、な、なんとその場所は素通りするところだったのだ。家族共々、「こりゃ、すいていたわけだ」と、ややがっかり。後は、花火(8時30分)を背中に見ながら帰ってくる。母と姉は、ホテルに宿泊。
その夜から雨。テントに降る雨は音がうるさい。朝食は一緒にテントで食べる予定だったが、雨なのでテントを撤収するまで、母と姉にはホテルにいてもらおうと思っていたが、姉への電話がつながらない(姉から預かっていた携帯電話が市外局番を押さねばならないことを知らなかった)。二人とも来てしまったので、雨の中テントで朝食。カッパを着て撤収。