今年は、私にとって会堂建設で始まり会堂建設で終わったような印象の一年間であった。業者との窓口役を仰せつかったわけだが、教会の皆さんの意見のとりまとめも併せてすることになったので、色々とやることがあったというわけです。
皆さんの意見をとりまとめ、業者の意見を聞き、アイデアが出ればそれを取り入れることが出来る

か検討し、それを図面に落としてやりくりし、図面を書き変えること12回。皆さんが心から捧げて下さった貴重な献金で建てるわけで、色々な夢があり、当然あちらを立てればこちらが立たずというわけで、窓枠の色、れんがの色等好みや趣味も異なり、便器の和式か洋式かに至るまで生活

様式も異なる方々の意見をできるだけ取り入れたいと考えて話し合いを重ね、他の教会の図面も取り寄せたり、理想的なサイズを決めるために行くところどこでもメジャーを持って計りまくり、例えば洋式トイレの縦の長さは120cmでは短く140cmがぎりぎりの長さ

だという結論に達し、それを図面にしてみるという訳で、私としては、最大限、皆さんの意見と集めることが出来た情報を反映できたと自己満足しております。
この

会堂建設において一番大きな要素を占めたのは、業者をどこにするかということであったわけで、戸隠高原教会で宣教師をしながら、アメリカン住宅の会社の社長もしているダニエル・ハミルトンさんにお願いすることになって、初めて会堂建設が現実のものとなった。ハミルトンさんは、この会堂建設は自分の教会を建てるのと全く同じ気持ちで建てて下さり、全くの

もうけなし、リスクまで自分持ちで、あまりにも思い入れが強く、そのため衝突することも何回かあり、多くのことを学ばさせられた。