<自我意識を形成する>
唯識三十頌の第5頌に、『マナ識は我の思量を自性とする』 とあります。 |
<煩悩に覆われている>
さて、マナ識は煩悩に覆われていて、次の四つの心所(根本煩悩)に相応して働き、単独または相互に関係し合って顕現するということです。 |
<生命への執着心と死への恐怖>
「縁起と空 その2」で述べたことと重複しますが、今度は先天的自我意識である「生命への執着心」とはどのようなものか、私の経験を例として再度取り上げてみたいと思います。 |
<三時の業報の理>
一時的なパニック状態と言いましたが、癌を告知されてから2〜3日経過すると、不安と緊張の苦しみから解放された感がありました。 |