☆絵本推薦コーナー 1995年

 子供も学童期になり、絵本ともさよならになったが、絵本には色々な思い出が多い。よく、前橋辺りに出張になったときは、本屋によって子供のプレゼントに絵本を探したものだ。しかし、なかなか気に入ったものは見つからない。1冊買うのに1時間かけることもよくあった。その時、よい絵本を推薦しているコーナーがあれば、探すのに時間がかからなくていいのではと思ったものだ。そこで、我が家にある絵本をかき集あつめて、皆さんに推薦できるものを選んでみました。幼児のいる方は参考にして下さい。◎特に推薦

 

【1歳児】

◎「いない いない ばあ」文:松谷みよ子 童心社

  最初に見せる絵本の傑作だと思います。

○「じゃあじゃあ びりびり」作:松井紀子 偕成社

◎「いい おかお」文:松谷みよ子 童心社

寿子は、「いないいないばあ」よりもよいと言っていますが。

{ふうちゃんがいいお顔をしているところに猫犬象が来て真似していいお顔をするのですが、いっしょにいいお顔をしていた娘をおもいだします。}

童心社の松谷みよ子シリーズの他3冊

 「のせて のせて」「あなたは だあれ」

 「もしもし おでんわ」

○「こぐまちゃんとどうぶつえん」作:若山憲 こぐま社

 動物の特徴をよくとらえている。

○「のってみたいな」作:高橋宏幸 岩崎書店

 乗り物の二度ひらく絵本

{お姉ちゃんのお古の絵本ばかりの息子のために主人が買ってきた絵本です。バス・消防自動車・ショベルカーみんな息子のお気に入りになりました。}

○「ちいちゃんとさんりんしゃ」作:清水道尾 ほるぷ出版

○「りんごがひとつ」作:岩村和朗 銀河社

{りんごと夕焼けに赤い色がついていてあとは白黒えほんです。ころころ転がるリンゴを追いかけるなっちゃんと「まってよ まって わたしのりんご」と娘も一緒に追いかけました。}

◎「だれかしら」作:多田ヒロシ 文化出版局

 しかけ絵本的なおもしろさ。

○「コロちゃんのかいすいよく」作:エリック・ヒル 評論社

 単純なしかけ絵本

○「じどうしゃ」画:寺島龍一 福音館書店

 字がないが、男の子には好まれる。

{お話がないので母親はつまらないのですが、息子は大好きでした。}

 

【2歳児】

○「あかちゃん1、2、3」作:清水道尾 ほるぷ出版

 最初に数を教えるのに楽しい本

◎「みんな みんな みーつけた」作:木村裕一 偕成社

 仕掛け絵本の傑作。心も暖まる本。

{かくれんぼの最中に眠ってしまったねずみくんを起こさないようにそろりそろりと帰る最後がたまらなく良い本です。}

◎「ほうら やっぱりきつねさん」作:木村裕一 偕成社

{セロハンテープ補修だらけです。いろいろと変身するきつねさん。でもちょっとぼろが出ちゃいます。「ここがへん。ここがへん。」と大喜びでした。}

○「はらぺこ あおむし」作:エリック・カール 偕成社

○「はけたよ はけたよ」作:神沢利子 偕成社

 パンツがはけるようになる時期に。

{はけちゃった はけちゃった。ぱんつがぱんつがはけちゃった。娘もはけちゃったね。いっしょによろこびました。}

○「まいごになったぞう」文:村上勉 偕成社

○「なにの あしあとかな」作:藪内正幸 福音館

 理科的な興味をそそる

 

【3歳児】

○「こぐまのぼうけん」作:吉崎正巳 ポプラ社

○「ピーターラビットの絵本」1、2  作:ビアトリクス・ポター 福音館

 このシリーズは全部買ったが、いいのは最初の2冊

◎「いいものもらった」文:森山京 小峰書店

 見つけ出したかいがあった、とてもいい絵本です。

{主人が前橋に出張の帰りに買ってきてくれました。おばあちゃんからの土産が一つ足りません。「いいよ。それちょうだい。」と風呂敷をもらったタンゴ。風呂敷を八巻にしたりずきんにしたり工夫して友達の手伝いをするたぬきの可愛いお話です。}

○「14ひきの〜」シリーズ 作:岩村和朗 童心社

 中でも「やまいも」と「さむいふゆ」がいい。

安全のしつけ絵本 作:寺岡邦夫他 偕成社

 「きをつけようね」「あぶないよ」

林明子作、クリスマス 3冊セット 福音館

 「ふたつのいちご」「サンタクロースとれいちゃん」「ズボンのクリスマス」

◎「なにたべてきたの」 人に貸しているため他不明

 豚が、色々なものを食べ、最後に石けんを食べる話。

 

【4歳児】

○「なぜなの パパ?」作:北沢杏子 アーニ出版

 明るい性教育の本(3歳からと書いてある)

○「むしばきんが やってきた」作:わたなべあきお アリス館

 これを読むと歯を磨かないでは、いられなくなる本。

ぐりとぐらシリーズ 作:中川李枝子他 福音館

 「ぐりとぐら」「ぐりとぐらのかいすいよく」がいい。

○「わにがわになる」作:多田ヒロシ こぐま社

 だじゃれの絵本

◎「しょうぼうじどうしゃ ジプタ」

◎「こぎつね コンチ」作:中川李枝子 のら書店

○「いやいやえん」作:中川李枝子 子どもの本研究会

{こぎつね コンチ いやいやえん 子供達の大好きな本です。読み聞かせから始まって、学校に行ってからは、何度も自分で読んでいました。}

○「ボスがきた」 保育園から借りた絵本

 {脳性麻痺の子供達の施設の話です。純粋な優しい 心が胸をうち、涙がこみ上げてくる絵本です。}

 

【5歳児】

○「やまねこせんせいのいそがしいいちにち」作:末崎茂樹 PHP

○「エリセラさんご」文:水木桂子 リブロポート

 さんごの生態を絵本にしたもの。

 

【1年生】

○「びりはいやだ」作:宮本忠夫 PHP研究所

○「たんじょうかいのプレゼント」作:宮川ひろ 新日本出版社

○「こっそりおてがみ」文:内田麟太郎 草土文化

○「モチモチの木」作:斎藤隆介 岩崎書店

 

【2年生】

◎「わたしのいもうと」文:松谷みよ子 偕成社

{娘の授業参観で扱われた、いじめの実話をもとにした絵本です。涙なくしては読めません。友達の心を傷つけることがどんなにひどいことか読むたびに教えてくれます。手元に置きたくて買いました。}

◎「シートン動物記・1」訳:前田三恵子 金の星社

{愛するブランカのもとへ命をとして向かうおおかみ王ロボ。聞いていた息子も泣いちゃったね。}

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