量昭迷想録 1997年

 

1/5○キリストの(からだの)苦しみの欠けたところを満たす(コロ1:24)

 体の各部分は、欠けた所を補おうとすることにより、全体を生かそうとする。批判することによっては補うことはできない。自分に与えられている使命は、どこを補うことであるのか。
 

 ○訳の分からない苦しみ

 …それは、他の人に対する謙虚さを与える。
 

1/12○自殺から

 なぜ自殺をするのか。
 ・自分の命は、自分のもの(所有物)と考えているため。
→親子心中…子どもの命は、親のものと考えている。
・生きる望みを失ってしまった。
 …人間自身の内に、確かな望みはない。
 死、事故、環境の変化、予測できない出来事により、望みが失われる。
・挫折を乗り越える経験が少ない。
 挫折しそうなものをすべて、大人によって取り除かれた環境で育てられる。
・苦しみや悩みをうちあけられる友がいない。
 …人間的には不可能。
 神に対して、罪が解決されたときに、人に対しても、心を開くことができるようになる。
 

1/19○ローマ15:16

 人々を、「聖霊によって聖なるものとされた、神に受け入れられる供え物とするため」に、私の生涯のすべてのことは方向付けられるべきである。「神から」「いただいている」「恵」は、その「祭司の務め」
のためにあり、そのことのためにのみ、用いられるべきである。
 

1/29○神は、私を大人として扱ってくださった。

 罪に対する処罰によってではなく、忍耐と信頼によって、立ち帰るのを待っていて下さった。
 

2/5○「私はその福音をゆだねられたのです」(Tテモテ1:11)

「私は自分の子どもを神にゆだねますという人がいるが、神が私たちに育てるようにゆだねてくださった子どもを、どうして神にゆだねると言うのか」(ハミルトン兄の言葉)
→福音をのべ伝えることについて、神の手にゆだねますと祈るが、神が私たちにのべ伝えるようにゆだねられた福音を、どうして神にゆだねると言うのか。
 

○科学の発見を、正当性のある論拠もなく思想が流用する。

 ・不確定性理論→不可知論
 ・相対性理論→相対的価値観の肯定
 ・質量保存の法則→唯物論
 ・第一原因→理神論
 

2/19○マタイ7:5

 兄弟の目からちりを取り除くことができないのは、自分の目に梁があるため。→すべての他の人の問題は、自分の内にももっと大きな問題の根がある。
 

3/9○ピリピ3:1

 喜んでいない状態は、危険な状態。
 

3/23○自分を捨てられた人だけが、孤独から解放される。

 

3/28○私は誰に仕えているのか。

 コロサイ3:24
 

3/30○神は、こんな信頼に全く値しないものに、信頼して福音をゆだねられた。(Uコリ5:19)

なぜ、こんな、信頼に値しない者に、御自身の命をかけて始められた業を、まかせることができるのか。
…神は、御自身が出て行かれたのではなく、あくまで私たちを通して、懇願しておられる。
→兄姉を信頼する原理。
 

4/12○和

 神のお心よりも、人の思いを優先させていなかったか。和をもって尊しとなす、という方針になっていなかったか。
→和をもって、神の御心と勘違いする。
 

4/13○自分の人生の体験を通して学び取ったことが、神の真理と異なっている可能性がある。

EX.わがままに育てられた子が、自分の主張を言い通すことが成功につながると学んだように。
自分の学び得たことが、神の御心とちがっていないか、再点検する必要がある。
 

4/30○クリスチャンの法則

 頑固な人は、成長できない。
 

5/11○クリスチャン自身を見るのではなく、クリスチャンの内側に形作られているキリストを見るべきである。

 

6/8○仕事から帰り、主と交わってから、子どもに接することを求めた妻の話から。

…主と交わったから、主にあるのだ、ということは、必ずしも言えないとしても、自分が肉にあって交わったら、主にある価値を何ももたらさない、という意識は大切。
 

6/22○Tテモテ1:5

 愛の出所…きよい心、正しい良心、偽りのない信仰
 

10/10○メッセージの意味

 どんなに聴衆を引きつけるメッセージをしたとしても、結果として神があがめられ、キリストに目が向けられるのでなければ、そのメッセージは無意味である。キリストのキリストたる証は、その働きによって、人々が神をあがめた(マルコ2:12)点にある。マタイ15:31,ルカ7:16,13:13,17:15,23:47
 

10/12○へりくだりの源

・私たちは、たとえどんな素晴らしい収穫が与えられたとしても、それは、他の人の労苦の実を刈り取っているのにすぎない。ヨハネ4:38
・何も用意しなかったソロモンが、ダビデが準備しておいた財産、血を流し作り上げた平和、によって、神殿を建設するという、良いとこ取りをした。これは、一人のクリスチャンが、主の働きに用いられるために、その人のために重荷を担ってきた兄姉の労があったからであり、その労の祝福は次の世代が刈り取っている。
・自分が、いかに不当なひいきを神様によってされているか、どうしてこのような祝福を私に下さっているのですか、という問い。
・自分が、いかに担われてきた者であるか、という自覚と意識。
 

10/18○メッセンジャーの使命

 メッセンジャーの使命は、その人を神と向き合わせることである。神の言葉と対決させ、神御自身と対面させること、それだけが、唯一の使命である。
 

10/19○福音を伝える者の働き

 福音を伝える者の働きは、農夫に似ている。種が生育する阻害となる、雑草や石(偏見や妨げとなっている知識)を取り除き、土を柔らかくして(心を神に対して開くように解きほぐし)、生ける種をまく。


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